2018年3月24日

●朗読で知る郷土出身作家・大田洋子
 〜異色の短編「どこまで」/家族を次々と失っていったこ被爆少年の薄幸の生涯〜
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廿日市市(旧玖島村)出身の大田洋子は、映画化された「流離の岸」「桜の国」など
戦前から活躍していた作家ですが、空襲が続く東京を離れ、故郷への疎開準備をして
いた広島で原子爆弾による大惨劇を体験します。
以来、放射線障害による死を覚悟して書き上げた日本文学史に残る「屍の街」をはじめ、
「人間襤褸」「半人間」「夕凪の街と人と」「暴露の時間」など、数々の重要な
原爆作品を発表し続けた孤高の作家でした。
長い間忘れ去られた存在となっていましたが、昨夏の広島平和記念式典での国連事務
総長のメッセージでは大田洋子の名が読み上げられ、依然として重要な人物として
認識されていることを示してくれました。
"読んでみたい"と熱心な人々に思われながらも、ほとんど全てが絶版となっている彼女
の作品たち。
この度「ひろしま音読の会」の皆さんのご協力により、どこまでも健気な被爆少年を
主人公とした、大田洋子の知られざる異色作「どこまで」(昭和27年「小説公園」6月号
掲載)の全文朗読が実現します。
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日 時: 平成30年3月24日(土) 14:30〜16:30
場 所: 四季が丘市民センター 1階 講堂
入 場: 無料
定 員: 100名
出 演: ひろしま音読の会の皆さん
 田熊信子さん(元中国放送アナウンサー)
 橋本裕之さん(中国放送アナウンサー)
 鈴木弘子さん(廿日市市宮内きくら/フリーアナウンサー/元富山テレビアナウンサー)
資料展示:大田洋子の生前の著書全タイトル(29冊予定)を展示します。
主 催: 四季が丘市民センター、四季が丘地区人権啓発推進協議会
問合せ: 四季が丘市民センター TEL.0829-38-3365
※駐車場が17台分しかありませんので、予めご了承ください。


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